口臭の原因
口の中は、分泌する唾液の殺菌力で雑菌の増殖が抑えられ、口臭が起こらないようになっている。唾液に含まれるリゾチームという酵素が細菌を破壊するからだ。つまり、唾液の分泌が低下すれば、口の中の自浄作用が弱まり、口臭が発生することになる。
朝起きたときは、誰でも口が臭うものだ。これは眠っている間、唾液の分泌が少なくなり、口の中で雑菌が増えるため。ほかにも、口が渇いたり、空腹時、ストレスにさらされたときにも、唾液の分泌が減るので、口臭が発生しやすくなる。
また、口の中の歯垢や歯石もにおいの原因になる。歯垢は口の中の食ベカスをエサにして増殖した細菌のかたまりだ。歯垢が唾液に含まれるカルシウムを吸着すると、約2日で石灰化し、歯石になってしまう。もちろん虫歯や歯肉炎も口臭の原因だ。歯のかぶせものやブリッジ、義歯も、きれいにしていないと口臭の原因となる。
また舌の表面にある白いコケのような舌苔が多くなると、口臭も発生しやすくなる。もともと多少の舌苔は誰にでももあり、口腔内の細菌バランスを保つのに役立つと考えられている。胃腸の機能低下などが舌苔を増やす原因の1つだが、気になる人は週にI度を目安に、専用の舌グリーナーなどできれいにするといい。ただし、強くこすり過ぎて、味蓄の細胞が破壊されて、味覚障害に陥らないように注意したい。
口の中だけでなく、その奥の胃腸の病気が口臭を発生させる場合もある。消化器の炎症で、消化不良を起こしたり、腸内の細菌パランスがくずれて、においを発生させる。肝臓の疾患も、体内のにおい物質を分解できずに、口臭を発生させる原因となる。
糖尿病になると、唾液の分泌が低下し、またケトン体という甘酸っぱいにおい物質が全身に回って口臭や体臭になる。気管支炎、肺炎といった呼吸器系の病気、蓄膿症、アレルギー性鼻炎、扁桃腺炎といった鼻や咽喉の病気も、口臭を発生させる原因となる。
食生活の乱れ、アルコールやタバコも口臭の大きな原因となるのである。ているのかも、軽蔑されているのかも、という恐怖にさいなまれているのだ。
- 不快な体臭をなくすには。
汗をかかないように心がけるのが第一。ドタバタ走り回ったり、あわててしまうと、余分な汗をかく。汗をかいても大丈夫な服装を心がける。吸湿性のよい下着や汗取りパッドなどの工夫がそれにあたるだろう。 - 口臭の原因
口の中は、分泌する唾液の殺菌力で雑菌の増殖が抑えられ、口臭が起こらないようになっている。唾液に含まれるリゾチームという酵素が細菌を破壊するからだ。つまり、唾液の分泌が低下すれば、口の中の自浄作用が弱まり、口臭が発生することになる。 - においを感じるカラダのメカニズム
人間がにおいを感じるメカニズムを概説しよう。鼻の奥、鼻腔の天井にある粘膜には、嗅粘膜(嗅上皮)と呼ばれる部分があって、そこに嗅細胞がびっしりと並んでいる。